子どもが熱を出しまして

当社には、「働くお母さん」がたくさんいます。
保育園、幼稚園に通う小さいお子さんがいるスタッフからの「子どもが熱を出しまして…」という相談は毎週のようにチームのどこかで発生するし、小学生くらいになると「子どもが遊んでいてケガをしたと学校から呼び出されまして…」なんて話も珍しくありません。
子どもの病気やケガやその他いろいろな出来事は自分がどんなに頑張っても防げないものだとわかっているから、お休みするときも「申し訳ない」なんて感じる必要ないと、私は思っています。

とはいえ、初めはなかなか割り切れずモヤモヤしたり悩んだりしますよね。
私も、長女を保育園に預けて仕事を始めたとき、最初の1ヶ月で4回(ほぼ毎週)熱を出された経験があります。

入社したばかりなのにこんなに休んで「この人信用できない」って思われてるんじゃないか、自分の体調不良だったら這ってでも出社したいのに…と家で泣きました。
休んだら会社に迷惑掛けるし、家族に頼ったら家族に迷惑掛けるし、お母さんが働くことってどんなに頑張っても誰かしらに迷惑をかけることになるんだ、と愕然としたことを今でも覚えています。

でも、1年くらい経ったら割り切ることができるようになりました。
それは、「どっちに転んでも人には迷惑掛けちゃうけど、『いくら迷惑掛けられてもいいからあなたにはこの会社にいてもらわないと困る』と言われるようになろう!」と思えたから。
時は経ち、3人の子どもたちは大きくなり、熱も出さないしケガで呼び出されることもなくなりました。

今まさに子育て奮闘中のスタッフへ。
迷惑は「お互い様」だから全然気にしなくていいよ。
その分、どこかで誰かに恩返ししたり、「あなたがいないと困る」と言われる存在になってほしいなぁ。
もちろん、お母さんだけでなく、すべてのスタッフが、家族や友人を大切にしながら、「お互い様」と思いながら仕事ができる環境を作るべく、これからも精進します。

採用支援部 プロジェクト支援課 PAチーム主任

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