人にしかできない仕事とは

業務の効率化、自動化が社内でも進んでいます。単純作業は全てAIに取って代わるように言われますが、どこまで人間の仕事がAIによって無くなるのでしょうか。時々思い出すのですが、数年前に参加したAI関連のセミナーで学んだことが印象に残っています。AIを理解することで人が必要な仕事とは何か、人の可能性を再確認したことです。まずはAIには不得意な分野があることを知る必要があります。

  1. AIは意思がないため、ゴール設定が出来ない。例えば次回から~を目指そうとはAIは考えない。
  2. AIは知覚がない。例えば「喜んでいる」パターンを読み取っているだけで、過去のデータと照らし合わせることで比較して選択している。自ら嬉しいとか、相手に共感するとかはしない。
  3. 事例が少ないと対応できない。例えば人間が一瞬で見分ける犬と猫の判断にAIは100万個のデータの解析が必要である。
  4. 問いを生み出せない。人間が考えてできる、問題点・課題を抽出することができない。
  5. AIは枠組みのデザインが出来ない。抽象的に3年後の計画目標や何が正解か分からないことは答えを出せない。
  6. AIにはひらめきがない。全く新しい創造性、クリエイティブを発揮すること、人間でいう直感の世界や、「無」から「有」を生み出すことができない。
  7. 倫理常識がない。かつてチャットボットの例でヒトラーは最高だと表示され話題になったことがあった。AIは善悪の判断ができない。
  8. AIは人を動かす力がない。AIは人の心を動かすことができない。

以上のことからAIにも得意分野がある一方で、不得意分について理解すると同時に、AIの不得意なことは人が必要な分野であり、人のさらなる可能性の分野だと思うのです。

AIは作業マニュアルに沿って行う、単純労働や反復作業可能な仕事が得意です。マニュアル化できることはシステム化できると言えます。
一方でAIの不得意なことは人にしか出来ないこと。臨機応変に対応すること、クリエイティビティ、ホスピタリティを発揮すること、判断しながらマネジメントすること、感情や行動を制御する理性を持つことは人こそが得意とすることではないでしょうか。この人が得意とする分野において人が関わる意義を高め、必要とされるサービスを私たちの仕事として高めていきたいと思います。

代表取締役 茶谷武志

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です